喪主が知っておきたい通夜の進行

喪主が知っておきたい通夜の進行

 

親族は早めに着席。開式を待つ

 

開式の30分前になると、会葬者が少しづつ集まり始めます。
遺族、親族は遅くても20分前までに着席し、皆さんを出迎
えます。

 

着席の順番は、席次にもよるのですが、基本的には故人と
の血のつながりが濃い順に座る事が一般的です。不安な場
合は式場担当者の指示を仰いで決めると良いでしょう。

 

会葬者達が記帳後着席すると、通夜が開式されます。葬儀
社の方が僧侶を案内し、導師(僧侶は葬儀時は導師と呼ば
れます)入場となります。

 

通夜はまず、導師の読経からはじまります。その間は、遺族や
親族は頭を垂れ静かに故人を偲びます。
遺族や親族の中に幼い子どもが参列する場合は、騒いだり、
泣いたりした時に席を外せるように、扉近くや通路近くの端の
席に座る配慮をしましょう。

 

読経が途中に差し掛かると、葬儀社の方から焼香の誘導が
あるので、その場合は、喪主から順にする事になります。順番
としては、喪主を筆頭に故人と血縁の濃い順に行うのが一般
的でしょう。
会葬者は席次の順で葬儀社の方が誘導してくれ
ますので、そこは任せて大丈夫です。

 

焼香は香料を粉末にした「抹香」と「線香」をあげる場合があ
りますが、一般的には抹香を使用する事がほとんどです。

 

喪主は焼香後、自分の席に戻りますが、地域によっては、会
葬者が歩く通路の途中に席を設け、会葬者一人一人に立礼
をする場合もあります。

 

その後、会葬者は通夜振る舞いの会場へ

 

通夜振る舞いがある地域では、会葬者は焼香が終わると、式
場担当者の誘導で会食室に移動し、通夜振る舞いを受けて
帰ります。そのため、最後まで会場に残るのは遺族、親族、導
師だけになります。
通夜振る舞いが無い地域では、焼香後、一度自分の席に戻
り、僧侶によっては法話や説教を行います。法話が終わると導
師が退席しますので、会葬者が式場に残っている場合は、喪
主から参列者に対し、弔問していただいた事へのお礼と、故人
対する厚情への感謝の意を伝え、翌日の葬儀の案内をします。
挨拶の後は閉会に。閉会後は僧侶も一緒に食事をする際は
控室などを用意しておくと良いです。食事の席に案内した際は
喪主からあらためてお礼を伝えましょう。
僧侶が通夜振る舞いを辞退した場合は、お礼の挨拶と共に
翌日の葬儀・告別式も引き続きお願いする事を伝え、「御膳
料」と「御車代」、会葬礼状と会葬品などをお渡しし、見送り
ましょう。

 

立礼焼香のマナー

 

 

    焼香台の前で遺影を見つめ一礼する。
             ↓
             ↓
    祭壇に向かって手を合わせる。
             ↓
             ↓
    右手の親指と人差し指、中指の三本の指で
    抹香を一摘みし、目の高さまでかかげ、燃す。
    ※浄土真宗は高くかかげず、そのまま燃す。
             ↓
             ↓
    それを三回ほど繰り返し(宗派によっては一度)
    再び遺影に合掌、一礼する。
             ↓
             ↓
    向きを変えず、そのまま2〜3歩下がり、席に戻る

 

 

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