通夜振る舞いの意味とは?

通夜振る舞いは弔問客に感謝を伝える場

 

通夜振る舞いの基本

 

「通夜振る舞い」の由来は、故人を弔う為に尽力を尽くしてくださ
った方々や、わざわざ弔問に訪れて下さった方々達へのお礼の意
を込めて行われて来た風習です。ご近所の方々もお手伝いくださり
皆に酒や料理をふるまい、故人の生前の思い出話などをしながら
心と体を温めたものでした。

 

自宅で葬儀を行っていた一昔前には、「通夜振る舞い」といえば
自宅前の通路などに簡易のテントをはったりして料理をふるまう光
景がありました。昔は地域のコミュニティーの繋がりが強く、たくさん
の方の弔問がありましたので、自宅の中に皆さんの席を設ける事
が難しい場面が多かった為、このように工夫されていたのでしょう。
現在でも、一部の地域では風習として残っている所もあるようです。

 

昨今では、ライフスタイルの変化に伴い、自宅で葬儀を行う家も少
なくなり、葬儀社も会館などを提供するサービスなども行う様にな
った事から、「通夜振る舞い」の風習も形を変え現代風にアレンジ
されてきています。通夜は何名の弔問客が来るのか把握できない
為、通夜振る舞いもお弁当や会席の形ではなく、大皿に盛られた
形のオードブルや、つまみやすいおにぎりや巻きずしのような料理
にするのが一般的です。通常1時間程度で解散していく事が多い
のですが、久しぶりに会う懐かしい顔ぶれの方もいらっしゃる場合は
その後の内輪の会食にお誘いするのも良いでしょう。

 

その後、身内だけで会食へ

 

通夜振る舞いも無事すみ、弔問客が帰った後は、遺族や親族だ
けの会食になります。通夜の閉式後、受付も閉鎖し、事前にお願
いしていた方に香典と香典帳、芳名帳の受け取りを頼み、そのつ
いでに、受付担当など、お手伝い下さった方たちも会食にお誘い
しましょう。僧侶も出席する場合は、遺族や親族で故人の思い出
話などをたくさん話し、故人の死を和やかに偲ぶ事が出来る場に
するようにしましょう。

 

○豆知識○

 

神式やキリスト教などの通夜振る舞い

 

神式    神式にも仏式の「通夜振る舞い」と同じ様な風習
       「直会ーなおらい」と呼ばれるふるまいがあり、通夜
       の後に振るまいをします。喪家が火を炊くのは「忌み
       火」としてタブーとされますので、仕出しや寿司など
       をとってふるまいます。

 

キリスト教 キリスト教にも「茶話会」と呼ばれる風習があり、司祭
       と共に、身内だけで軽食を囲む場を設けます。紅茶や
       コーヒー、菓子などの程度で、食事やアルコールは出し
       ません。

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